日々の記録

○家の周りの様子を中心に、農業や環境を、日々の暮らしから捉えて記録します。


水廻しの準備 2006/05/05(金)  ここ数日、田んぼの畔際を耕運機で起こして水廻しの溝堀をする。昔ならすべて手で起こしたのだろうが、一冬越した田んぼの苗床は固まっていて起こすのも容易ではなかっただろう。小さな田んぼということもあるのだろう、このあたりでは耕運機を利用する。トラクターで起こすほどでもないということもある。耕運機で掘り緩めたのち、畔際に浅い溝を掘って、水を廻す溝を用意するわけだ。平らな地域ではこんなことはしない。山の中らしい作業である。耕運機で起こす前に、あらかじめ伸び始めた草を刈り、草は片付ける。意外にその手間もけっこうなものだ。
 いよいよ水をこの溝に流し始めると、土手に穴が空いていると、下の田んぼに水が漏る。かつてのように畔塗りをすればそれも止まるのだろうが、今はそれはしない。漏水が激しければなんとか穴を探し出して埋めるなど処置をする。

鶏小屋の掃除 2006/04/22(土)  いつも地鶏の玉子を食べているだけに、購入している玉子とは味も、色も違う。そんな玉子ばかり食べていると、よその玉子はなかなか食べる気になれない。
 数日後には新しい雛がやってくるということで、玉子をあまり産まなくなった年寄りの鶏はつぶすことになった。3月下旬からそんなことを言っていたが、なかなかつぶすのにも勇気がいる。下旬につぶすのになれている知人に頼むといっていたが、お彼岸に殺生も嫌がるだろうといって、伸び伸びになっていた。いよいよ雛がくるというので、あきらめて家でつぶすことになった。
 この日は朝から妻の弟と父で鶏をつぶした。みんな本当のところはしたくはないのだが(誰かにやってもらいたい)、仕方なくつぶすことになったわけで、わたしが訪れたときには、ちょうど2羽目の解体中だった。
 解体後に雛の受け入れ準備である。小屋を掃除して、新しく切った藁を敷き詰めた。それまでの藁は肥料として畑の畝に撒いた。

草取り 2006/04/16(日)  4月も半ばとなると、地面の色も緑になる。ということは草がずいぶんと伸びてきたということだ。先週も草取りを少ししたが、今週はちょっと本気に取った。今年初めての草取りである。宅地側の車庫へのアプローチを取ったが、シバザクラが咲き始めたということで、その周りにある草も取った。車庫へのアプローチのほかにも、シバザクラがたくさん植えてあるため、とても一日ですべてを取ることは不可能だ。畑側に広がっているシバザクラ際も取ったが、すでに畑に植えてあるアルストロメリアの葉が出はじめている。例年はこの時期に畑側の草を取るということはしなかったため、そんなアルストの姿を見たのは今年が最初だった。

剪定枝を焼く 2006/03/05(日)  春めいてくるとともに、庭に緑が目立ち始める。また草むしりが始まる。昨年剪定した枝がたくさん残っていることもあって、乾いているところを焼いた。

畑を起こす 2006/03/04(土)  幅にして5メートルあるかないかという畑。長さも10数メートル程度と短い。マメトラでそんな狭い畑を起こした。元は水田だが、転作して長い。段々になっている畑2枚を起こしたが、この畑は日当たりがよいから、土が比較的ほぐれている。2月に一度荒越こしをしたが、いよいよ春ということで、蒔きつけ前の起こしである。土手にはオオイヌノフグリ、タンポポ、ホトケノザ、オドリコソウなどの姿が見え始めている。

イワツツジ 2006/02/05(日)  梅畑に沿って山側に帯状にイワツツジ帯がある。その上には檜の林が続くが、傾斜面に帯状にイワツヅジがあり、花の咲くころには見ごたえのあるイワツヅジの帯を見せてくれるようになった。ところが、雑木がたくさん出てしまうため、下草や雑木を処理しないと、その見ごたえも半減する。そんなことで、雑木の除伐を家族総出でやった。しかし、面積もそこそこあるし、雑木もけこう伸びていて、なかなかはかどらない。2月いっぱいにはなんとか、と妻は言っているが、それは花粉が飛び出すと大変だからという意味である。
 まだ半分も終わっていないが、なんとか2月中にはきれいにできそうである。

梅の剪定 2006/02/04(土)  高いところになる梅はとても採るのに苦労だということで、今年は上に伸びている、あるいは高い位置の枝を剪定することになった。10数本ある梅の木であるが、すべてを毎年収穫していない。簡単にいえば本数が多いのかもしれないが、切ったところで日当たりが良くないので、畑にするには条件がよくない。そんなことで、とりあえず剪定するということになった。いつになく大胆な剪定で、「こんなに切ったの」と思うほど切ってしまったものもある。
 剪定はまだ楽な方で、ずいぶんと太くなった枝を片付けるのが一苦労である。とりあえず枝を運べる程度まで裁断して並べたが、片付けはこれからである。

隣組の葬儀 2005/12/08(木)  隣組で葬式があった。朝6時30分に火葬場に出るということで、見送りをした。9時に寺に集まり、準備をしたが、農協のセレモニーセンターがほとんど用意をしてくれるから、昔とはまったく違う。同じ家で5年ほど前にも葬式があったが、その際は、食べるものも寺の台所である程度は用意した。いわゆる板前さんがきて、指示にしたがって作るというケースである。今回はできたものを運んできてしまうので、その場で並べる程度である。
 前回は墓掘りの担当だったが、今回は帳付けである。前回は隣組で念仏をしておいとましたが、今回はそれもせず、線香をあげておいとました。昔に比べれば葬式も簡単なものであるが、喪主側にとっては金もかかるし、人よりも一時的なもので、寂しいばかりである。

柿の棚作り 2005 12/03(金)  吊るしてある干し柿がだいぶ乾いてきた。今度は下ろしてもんで粉を吹かせるために、柿もみ機わ出した。そしてもんだ柿を干すように棚つくりをする。毎年くぎ棒を使って軒下に棚を作るが、どの棒をどこへ立てかけるかで悩む。1年に一度の作業だから、なかなか覚えていない。図にしておけば完璧だろうが、それほどおおげさなことでもない。

冬こそ草むしり 2005/11/27(日)  寒くなっても、地面は暖かいから草が少しずつではあるが伸びる。とってもとってもきりのない夏場にくらべれば、今なら少しずつとっていけばきれいになるのに、それが寒いから、めんどくいからなかなか外へ出られない。人間はつくづくダメなもんである。

ネギを掘る 2005/11/26(土)  ネギを掘ったが、土の硬い畑で、なかなか掘りづらかった。根もとからプッツン、プッツンと切れてしまうことがあり、ショックは大きかった。まだ土が凍っているわけではないが、凍ってしまってはネギも凍ってしまうので、早く掘らなければとあせるほどに、プッツンである。
 当初植えたときは、15cm程度の苗だったが、その際は土の中に埋める形で植えたという。しかし、伸びるとともに、そのままでは茎が青くなってしまうので、土寄せしていく。だから掘ると、寄せた横の谷間の底と、ネギの根の位置は、高さ的にはほぼ同じが、若干埋まっている程度である。にもかかわらずプッツンするということは、それだけ土が硬いということになる。このところ雨も降らなかったので、よけい土が乾いていた。

姨捨から 2005/11/25(金)  姨捨の名勝指定地の近くへ測量に。長楽寺の裏手は確かに傾斜がきつい棚田ならぬ、今は畑である。対岸には、最近追加指定された姪石の指定地がよく見える。
 四つのHPだと縁起が悪いかな、と思いつつ、五つ目のHPがこれだ。何でもいいから開いておいて、適当に使おうというのが意図で、あまり意味はもっていない。
 さあ始まり。

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